こんにちは。
本日は先日、公式にも紹介された呪禁オーラデッキについて。
pauperの定番デッキの一つです。
僕のリストは下記の通りです。
creatures:13
4 《林間隠れの斥候/Gladecover Scout》
4 《ぬめるボーグル/Slippery Bogle》
4 《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker》
1 《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》
spells:29
4 《豊かな成長/Abundant Growth》
4 《結束のカルトーシュ/Cartouche of Solidarity》
4 《天上の鎧/Ethereal Armor》
1 《絆魂/Lifelink》
4 《怨恨/Rancor》
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
4 《祖先の仮面/Ancestral Mask》
4 《アルマジロの外套/Armadillo Cloak》
lands:18
4 《花咲く砂地/Blossoming Sands》
1 《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige》
12 《森/Forest》
1 《セレズニアのギルド門/Selesnya Guildgate》
sideboard:15
2 《若き狼/Young Wolf》
2 《軍旗の旗手/Standard Bearer》
1 《電謀/Electrickery》
2 《はらわた撃ち/Gut Shot》
1 《絆魂/Lifelink》
2 《変異原性の成長/Mutagenic Growth》
2 《自然のままに/Natural State》
2 《鋭い痛み/Flaring Pain》
1 《一瞬の平和/Moment’s Peace》
どんなデッキ?
デッキ名にもなっている《ぬめるボーグル/Slippery Bogle》等の呪禁クリーチャー達に強化エンチャントをペタペタと貼っていきます。
【呪禁】は相手のスペルの対象にならない能力。スペルの対象にならないので稲妻等の対象を取る除去で対処が出来ないんです。
そんなクリーチャーに、、、
与えたダメージだけライフを回復してトランプルを与える最強オーラや、
エンチャントの数だけパワーを上げるエンチャントや
自身を除くエンチャントの数だけ2/2の修正を与える、
やりすぎエンチャント等を付けていくと、、、
元は1/1だったのに、、順調にエンチャントをつけることが出来れば
24/24 ライフリンク、先制攻撃 トランプル というバケモノの誕生です。
メインボードは固定的、サイドが大事
このデッキの特徴として、メインボードの構成は固定スロットが多くカスタマイズするところが少ないです。
僕が回しているのはMOのリーグが主なので、バーン等の早いデッキに勝てるように《絆魂/Lifelink》を取っているのが特徴的でしょうか。
マナベースは平地を入れていません。理由はシミてくさんのこの記事の通りになります。
平地1枚入るだけでキープ率が落ちます。
問題はサイドボードで、サイドの作りこみがないと勝率は上がりません。
好みはあると思いますが、バランスよく作っています。
《変異原性の成長/Mutagenic Growth》シークレットテク
サイドにこのカードを忍ばせています。
《変異原性の成長/Mutagenic Growth》が入ったリストはあまり見たことないと思います。
このカードの使い方は呪禁クリーチャーを守る為です。
呪禁オーラデッキはアモンケットで《結束のカルトーシュ/Cartouche of Solidarity》を手に入れて布告除去にはかなり強くなりました。
このカードが入るまで【チェイナーの布告】等のクリーチャーを対象に取らずに、プレイヤーに生贄にすることを要求する除去に滅法弱いのがこのデッキでした。
クリーチャーは少数に絞り、その代わりにエンチャントをマシマシ。
エンチャントをたくさんつけたクリーチャーがこのカードで対処されたら立ち直りはほぼ不可能。
布告除去にある程度の耐性がついたこのデッキの負けパターンは、黒系のコントロールがつかう【減縮】、もしくは赤いデッキが使う【電謀】等のタフネス1をまとめてやっつけるカードで呪禁クリーチャーやトークンを対処されること。
特に【電謀】はインスタントなので、構えられるとエンチャントに対応してクリーチャーもろとも葬り去るこのデッキの天敵となります。
しかし、一度エンチャントをつけてしまってタフネスを上げてしまえば問題ありません。
そのタフネスが上がるまでにクリーチャーを守るのが《変異原性の成長/Mutagenic Growth》。
呪禁オーラは序盤はマナを残すことが難しいデッキなのでファイレクシアマナが素晴らしい。
除去を無駄にし、テンポを失った相手は、
育った呪禁クリーチャーに蹂躙されてしまうでしょう。
pauper初心者にオススメです。
簡単に勝てるデッキなので、pauperを始める方にオススメ。このデッキでpauperの色んなデッキと戦うと、負けまくることはなくpauperのメタを学ぶことが出来ると思います。
驚異的なサイズになったクリーチャーでなす術のない相手を一方的に倒していく、押し付けスタイルのデッキです。
ちゃんと回れば勝てます。
ペタペタと楽しいマジック。
しかし、サイドボードの入れ替えやマリガンの基準、細かなプレイングの差で大きく勝率が変わるデッキでもあります。
一回捌かれると立ち直れないので、ここぞというときの判断が死を分けます。
プレイング全般の記事も書けたらと思いますのでぜひお楽しみに。
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