『拡張アート』はカードを傷つける落書きなのか?

雑記

こんにちは。

拡張アート問題が盛り上がっていますね!!

発端はカードショップセラさんのこの発言から。

 

確かに言わんとしていることは分からんではない。買取の際に高額カードが拡張されているのを何度も見ていて、もったいないという気持ちになることが沢山あったんだと推察します。

 

このちょっと乱暴な発言を機に、いろんな方々が拡張アートに対する好意的でない意見が見られるようになりました。もともとこういった意見は根底に持っている人はいたんだと思います。

 

逆に、拡張アートを侮辱するのは何事だ!!みたいな意見ももちろんあってマジック的に非常にハッピーじゃない構図が出来上がってきていると思いました。

 

今回は拡張アート問題について整理し、マジックの発展の為にどんな考え方をすれば良いのか僕なりに考えてみたいと思います。

 

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まず、それぞれの意見を挙げてみよう!

肯定派

  • 個人で所有している物を勝手にペイントしてなにが悪いのか。余計なお世話。
  • 拡張アートは立派なアート。
  • 拡張アートはマジックを盛り上げる文化。

 

否定派

  • 大会で不正の元になる。テキストが判別つきづらい
  • 元のカードの鑑定価値が落ちる
  • カードを文化的に今後保存していくとい観点で愚かな行為。
  • 元々のイラストを変更するのは失礼。

 

ざっとこんな感じでしょうか?追加で思いついた方はコメントお願いいたします。

 

拡張アート問題はまずレイヤーを分けるべき。

この問題って拡張アートの対象になっているカードのレイヤーをしっかり認識しないと、議論が進まないと思いました。

拡張アートの対象を定めず、マジックのカード全般に行われる拡張アートを良いか、悪いかといい始めると収集が付かなくなります。

 

下記のように拡張アートの対象にするカードを分けて考えてみるのが必要だと考えております。

 

  1. 再録禁止、流通量の少ない希少カード
  2. 大会で使用するカード
  3. カジュアルで使うカード、コレクション用のカード

 

この3種類に分けて、それぞれに対して行われる拡張アートの是非を問わないと、まったく議論が噛み合いません。

それぞれに対してどう思うのかという意見があるべきで、それは各人の自由だと思います。

ただ、混ぜたまま賛成、反対を戦わせているのは不毛でマジックにとっても良くない状態だと思います。

 

拡張アートに対する個人的な意見

個人的に上記の3種類に対する拡張アートに対して思っていることを書いていこうと思います。

先ほども申しましたが、色んな意見があって良いと思います。

 

再録禁止、流通量の少ない希少カード

いわゆる現在何十万もする高額なカードですね。この枠ってどこまでなのかというのは決め難いです。アルファ、ベータ等の黒枠だけなのか、白枠のカードも含めるのか。

アルファ、ベータでもあんまり価値のないレアカードは含むのか。難しい。

個人的には白枠は含まないかなと思います。あくまで黒枠のカード。

 

これらのカードに対する拡張アートは個人的には反対です。

なぜなら、希少カードは出来る限り良い状態で後世に残していくべきと考えているからです。

 

ここら辺の詳しい意見はまた別の記事で書いてみようと思います。

 

大会で使用するカード

これに関しては、僕は拡張アートされたものを使うのは反対です。

物理的に厚みが変わることもありますし、不正の手助けになることもあります。

 

そして、カードの認識を妨げることもあるので対戦相手にも失礼だと思います。

使われた相手にとってはフラストレーションになる原因になりますし、自分が楽しむ為に拡張アートされたカードを大会に持ち込むのは自分勝手も良いところです。

 

現状グレーな状況ですが、競技レベルの大会では禁止にしても良いと思います。

 

カジュアルで使うカード、コレクション用のカード

これに関しては大賛成です。

マジックの魅力はアートですし、拡張アートでそういったマジックの魅力が再構築されていくのは見ていて楽しいです。

 

アーティストの方が自分の依頼に合わせて描いてくれるのはめちゃくちゃ嬉しいですよね。

新しい自分だけのイラストを手に入れられるのは何も変え難い魅力だと思います。自分だけのコレクションが出来るのでいつかはお願いしてみたい。

 

また、統率者等のカジュアルフォーマットで使うカードを自分で塗りあげれば愛着が湧きますね!!

拡張アートは既製品のカードを自分好みにすることが出来るので素敵ですね。

 

個人的には拡張アートもっと盛り上がって欲しい!!

今回の発言を機に、拡張アートを自粛するようなことがあるのはかなり残念です。

最近だと公式でも拡張アートのカードを印刷していたり、マジックがどんどん魅力的な方向に進んでいるように感じております。

 

トモハッピーさんの動画でも紹介されていますね!

拡張アートは、マジックのカードって本当に素敵だなと、別の視点から思わせてくれる良い文化だと思います。

 

マジックの拡張アートの是非に決着はありませんが、マジックの発展において拡張アートを一方的に避難するのは少し違うと思います。

雑記
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MTGブログ 終わりなき探求

コメント

  1. 匿名 より:

    骨董品収集家の間ではコレクションを自分の所有物と考えるのではなく『今自分のところに居候してもらっている』という考え方があるそうです
    やがて自分の手を離れていくことを前提とし、その後も文化として受け継いでいきたいという素晴らしい考え方だと思います
    MTGが文化として長く親しまれていくにはそういった考え方も重要なのかもしれませんね

  2. ひやむぎ より:

    レイヤーを分けて考えるというのが非常にしっくり来ました。
    MTGで「遊ぶ人(カジュアル)」、「競技する人(大会)」、「商売/コレクションする人(希少価値)」によってツイッターでの意見表明が違っていたので、そりゃそうだなあと。
    それぞれの意見・主義があるのはMTGのような大きな存在では当然なので、お互いに認め合っていいと思いますし、その上でやっぱり自分はこう思う、というのがバランスの取れた立場なのかなと思っています。
    確かに現状お互いに意見が強めでハッピーには遠いですが、一方でお互いがMTGを愛しているからこそ出てくる衝突だとも思うので、こうして議論を深めて、より広い捉え方が広がっていくといいですね。

  3. 匿名 より:

    ほとんど同じ考えですっきりした。だけど高額カードに描く人でも自分は勝手にすればいいと思った。(富豪はいるからね)ただそのカードで金を作ろうとするのならちょっと話は別かな…?

  4. 匿名 より:

    高額カードであろうと、カードになっている時点でそれは『複製』に過ぎません。
    よって他の骨とう品と同列にするのは違うんですよね。
    オリジナルの原画であれば『それを損なった場合にオリジナルが無くなる』という観点から手を加えることに歯止めを掛けようと言う主張も理解出来ないではないです。

    ですが、個人所有のカードは所詮単なる印刷物です。
    それを所有者がどうしようと所有者の自由で無ければなりません。
    個人的な好き嫌いは別にして、文句をつける権利は他人には無いのです。