こんにちは。
先日、

こちらのイベントでブースターブリッツを初めて遊びました。
一瞬で虜になってしまう、最高に楽しいフォーマットでしたのでご紹介いたします。
また、攻略法等も後半書いていきますのでよろしくお願い致します。
まずはルールを確認。
1.パックを開封し、基本土地とトークンを除く14枚のカードを使って相手から見えないように3枚デッキを4つ構築する。
・先に構築終了を宣言した方が最初のゲームで先手となる。
・余った2枚のカードはゲームでは使用しない。2.互いにランダムに使用デッキを選択し、対戦を行う。
・初期ライフ5、初手3枚(デッキすべて)。
・対戦中は両者とも任意の色のマナをいつでも無限に引き出せる。
・プレイヤーはライブラリーからカードを引けなくなっても敗北しない。
・決着をつけられない状況に陥った場合は引き分け。3.ゲームが終わったら別のデッキを使って新たにゲームを開始する。
・直前のゲームの敗者が先攻となる。
・直前のゲームで引き分けた場合は何かしらの方法で先手後手を決定する。4.最終的に全4ゲーム中で勝利数が多かった方のプレイヤーが勝ち。
・引き分ける場合もある。
イゼ速さんより引用
ブースターブリッツの魅力!!
気軽にサクサク遊べる!!
パック1つで始められる気軽さ。
他のフォーマットのように土地カードを準備する必要もなく、スリーブすら入れなくても始められます。
また勝負も短期決戦なので、パックを開けてサクサク遊ぶことが出来ます。
派手な動きで勝てる!
全ての行動にマナがかからない為、大型クリーチャー、大型呪文、マナのかかる軌道型能力等、リミッターが解除したような動きが可能。
普段は見向きもしないカードが大暴れすることもあって最高!
普通のプレイだと出来ない派手なコンボも可能なのが魅力です。
構築の奥が深い!
普段は出来ないコンボや、ライフが5点を削る戦略、無駄カードの配置等考えることがあり過ぎる!!
デッキを4タイプ作るというのは適当に組めば一瞬ですが、考え始めるとずっと悩むこともできます。
最適な構築に辿りつくのが難しすぎて、1パックとは思えない構築の奥深さ。
時間という新しい要素もある!
先にデッキを組めた方が先行。先行を取れると先に殴れるので、有利なことは間違いなし。
先手、後手で評価がガラッと変わるカードも多く、相手より早くデッキを組むというスピード勝負もあります。
これって今までのマジックだとなかった要素ですね。
読み合いが大事になる!
3枚のカードだけでリソースは増えないので、コンバットトリック等で戦闘に勝利すればゲームの勝利に繋がります。
5点を削る特攻も、相手にライフ回復カードを持たれていれば次のターンに負けることになりますね。
相手がどんなカードを持っているのかという読み合いが勝負を決める大きな要素になります。
一つのミス、一つの読み間違いが負けにつながるスリル満点のゲームが多くなってきます。
ブースターブリッツの攻略法!!【プレイング編】
先手とる?後手とる?
先手は取れれば優位なことは間違いないです。ハンデスや速攻クリーチャーは先手で使うことで一気に勝利をもぎ取ります。
しかし、後手にもメリットがあります。それは時間を気にせず最適な構築を考えることが出来ることです。
ブースターブリッツは1枚差で負けることも多いため、オーバーキルでデッキを組むとカードが足りず、他のマッチで負ける原因となり構築が難しいです。
最適なデッキ構築で戦えると先手後手の差を埋めるだけの効果がありますね。
除去が多いデッキ等であれば、後手を取るつもりでゆっくりデッキを考えるのもアリですね。
コンバットを見極めよう!
意外とやりがちなのが、有利な交換が出来るのでアタックに行ってしまって返しのターンに殴られてライフ5点を失うこと。
特に急いで殴る必要もなければ、1ターン待って様子をみるのもアリです。
ドローがないので相手にターンを渡しても、カード的に不利になるわけでないのであえて殴りにいかないということも重要。
出来る限り相手の手の内を暴くと勝利に繋がります。
先手なら使えるカードは全部使う、後手なら温存
先手の場合、展開できるカードは後出しせずに出してしまった方がいいことの方が多いと思います。
手札破壊を受けないのが先手のメリットですので、設置して起動してから使う除去や、今は戦局に影響ないカードも早めに使った方がいいと思います。
逆に後手なら相手の手札破壊をケアする必要もなく、相手の持っている戦力も分かりやすいので出来る限りリソースを手札に温存したいですね。
除去等も打っても勝てないのであれば相手の動きに対応して温存し、引き分けを狙うこともアリですね。
プレイの順番に気を付けよう。
基本的には3枚の内から弱いカード、カウンターされても勝敗に問題のないカードからプレイしたほうがいいですね。
自分が弱いと思っているカードでも、相手にとっては対応しないと負けにつながるカードかもしれません。
もしかしたら、不用意に弱い方に確定除去を打ってくれるかもしれません。そうしたなら大きなクリーチャーを叩き付けましょう。
ブースターブリッツの攻略法!!【構築編】
まずは不要カードを見極める!
ブースターブリッツでは、ドローカード、土地を参照するカード、マナを生み出すだけのカードは仕事をしません。
スタンダードだとめっちゃ強いのに、、、
なので、それらをパックから取り除くのがデッキ構築の基本。
そんなカードがデッキに使わない2枚だけならいいですが、3枚以上ある場合は1枚として数えられないそんなカードをデッキに入れる必要が出てきます。
とりあえずこの段階でデッキになる12枚を決めてしまいます。
1枚で勝てるカードと弱いカードでデッキを組む。
パックの中に1枚で勝てるカードが入っていればラッキー。
そのカードと組み合わせるのは弱いカード、使わなかった余りものカードがいいと思います。
カウンターや除去やさらなる勝ち筋等を一緒に入れると、そのゲームは勝てるかもしれませんが、他のデッキが弱くなりすぎることが多いと思います。
捨てデッキを作る
万遍なく強いデッキが出来ればいいですが弱いカードが出ることは常。1枚で勝てるカードが引けなければ、弱いカード3枚を集めたデッキを組むのがいいと思います。
相手のエースデッキに当たればいいですし、相手のカードも微妙で引き分けになれば悪くないですね。
勝ち筋を考える
大体は1枚で勝てないカードが多いです。しかし、コンバットトリック等で強化するとワンキルカードに化けたり、コンボを形成することがあります。
飛行クリーチャーも単体だとサイズ負けして弱いのですが、地上を固めるカードがあればちゃんと勝ち筋として機能します。小さいバニラクリーチャーもブロックで活躍します。
ブースターブリッツは勝ち筋があるというだけで、かなり強いデッキだと言えますので狙っていきましょう。
負けないデッキを作る。
明確な勝ち筋がなくても、負けないデッキを作ることも大事です。
特に対応カードが2枚と大型クリーチャーのような組み合わせであればほとんど負ける事はありません。
負けないデッキであれば勝ちか引き分けに持ち込めるので、一つの構築指針となります。
実際に組んでみる!
ドラフトシミレーターを使ってランダムに1パックサンプルで組んでみましょう!!
こんなパックでした。
めちゃくちゃ難しいパックですね。そんなに強くない。
まずデッキに入らない2枚は
この2枚はほとんど役に立つことがないので、まず取り除きましょう。残り12枚。
デッキ① 次は捨てデッキを作ります。
3点回復するだけ。ないよりはいいですが、なくてもいい。
カーンの拠点しかシナジーするものがなく、シナジーしても勝ちきれないため捨てデッキへ。
2点の火力で相手のクリーチャーを対処できるかもしれませんが、勝てるカードでもなく今回は捨てデッキに。
デッキ② 勝てるのか?
クリーチャーが死ぬたびに、サイズアップ!!ならば他2枚もクリーチャーで。
チャンプブロックは出来ますね。それだけ。
2回ブロックに行けるので、立ち上がる民衆が育ちやすい。
これらで育つ立ち上がる民衆のサイズで牽制をかけて、引き分けに持ち込めれば嬉しいデッキに仕上がりました。
デッキ③ 準エースデッキ
まずはほぼバニラ。弱い。
増殖を行う土地。とりあえずサイズを一つ上げることが出来ます。
そしてコレ。猫に2つカウンターを載せて増殖すればパワー5のブロック不可生物に。
相手に除去がなければ、ターンが返ってくれば勝てます。
デッキ④ エースデッキ
地上ガッチリ固めるカード。サイズも高く、横にも並ぶので最強。
そして飛行クリーチャー。地上を固めてこれで殴ります。
地上を固めて、空で殴りつつ相手の除去もこのカードでよける。
マンティコアもパワーが一気に5になるので、相手のコンバット計算を狂わすことも出来ますね。
相手に1ターンキルがなければ勝てそう!
こんな感じで楽しくシナジーを考えて組むのが、ブースターブリッツの魅力。
これが正解ではなく、まだまだ輝く組み合わせがあると思いますので、
無限に構築悩めるのも伝わるかと思います。
ブースターブリッツ今すぐやろう!!
1パックで深い戦略と派手なゲーム。
気軽に遊べて初心者にもピッタリですし、マジックの上達にもつながりますね。
ぜひ遊んでみてくださいね!
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