こんにちは。
モダンに激震を与えるセットであることは間違いないモダンホライゾン。
旧枠モダンに与える影響も計り知れず、なんと新規で39枚のカードが使えるようになりました!!
年に10枚と新規カードが出ないフォーマットにとって大激震と言えます。
今回は新規に使えるようになったカードを全て紹介していきます。
旧枠モダンについてはコチラをご覧下さい。

旧枠モダンの新カード達!!
白
《翼の破片/Wing Shards》
青白コントロールが選択から打つ未来がみえます。
ゴブリンのような速攻クリーチャーでもストームが稼げるので、非常に対応力の高い除去として運用できます。
白は最強の除去を手に入れ、神の怒りと含めて最強のコントロール色になります。
《解体の一撃/Dismantling Blow》
青白コンを露骨に強化する1枚。メインに入れることもできる性能。
サイドボードの解呪と入れ替えたいですね。同型対決はあえてメサのような置物を全部抜いてこのカードを使わせない戦略をとる必要が出てくるかもしれません。
《金切るときの声/Battle Screech》
《金粉の光/Gilded Light》
ハンデスや直接火力を無効に出来るカード。2マナと重いので構えにくいですが、サイクリングがついているので土地を伸ばしたいコントロールデッキには噛み合ってますね。
キーカードに依存するコンボデッキにとっては、ドローでパーツも探しつつハンデスを防げるので悪くないカードだと思います。
《避難/Shelter》
除去除け、アタックを通す時等に使える便利なカード。
アドを失わず一定の活躍をするので、白のクリーチャーデッキには数枚入れてみたいですね。
青
《締めつける綱/Choking Tethers》
《禁制/Prohibit》
旧枠モダンだと対象がそこまで多くなく、カウンター合戦にも弱いため(3マナがカウンターの主流)、多くの枚数は採用できないですね。
《嘘か真か/Fact or Fiction》
青いコントロールが待ち望んだアドバンテージカード。今までインスタントタイミングで打てる青いドローは微妙なものしかなく、コントロールが勝ちきれない原因でもありました。
歴代でも最高のドローを手に入れたので、コントロールは安定したパフォーマンスを発揮できるでしょう。
今後青を使うなら必ず入れたいパワーカードになることは間違いなしです。
《除外/Exclude》
旧枠モダンのカウンターに新戦力。やはり3マナが基準になります。
ワンドローは非常に強力で枚数調整が難しいですね。
《大クラゲ/Man-o’-War》
獣群の呼び声のビーストトークンが跋扈する旧枠モダンに非常に噛み合った1枚。自分のクリーチャーを戻せるので、このカードで神秘の蛇のようなカードを使いまわせれば非常に強力。
地味ながらしっかりと活躍出来そうな1枚。
《未来予知/Future Sight》
強いけれども、エンチャントなので割られやすいです。
青はアドがとりやすいので、わざわざ隙が出来て対策されやすいこのカードを使う必要もないかと思います。
しかし、手札を増やさずアクセスできるカードを増やせるので罠の橋と相性が良く、ロック系のデッキだと使えるかもしれません。
《再建/Rebuild》
自分のアーティファクトを守る、使いまわすような使い方しか思いつきませんね。
いつかエッグみたいなデッキが組める?
黒
《悪魔の布告/Diabolic Edict》
今まで布告除去はソーサリーしかなかったので、大幅強化。レガシーでも使われるような強力除去。
今までコントロールは青白が有力でしたが、黒いコントロールが組めますね。
特に青黒コントロールは大幅強化ですね。
《冥界のスピリット/Nether Spirit》
ネザーゴーというクリーチャーをこのカードだけにしたクロックパーミッションデッキが昔あったみたいです。
旧枠モダンでも同じようなコンセプトで組めそうですし、毎ターンクリーチャーを維持できることを活かして、生贄シナジー等で相手を追い詰めるデッキも考えられます。
間違いなく人気カードなので、旧枠モダンを盛り上げてくれるでしょう。
《発掘/Unearth》
テンポの塊のカード。黒は3マナ域のクリーチャーが強いのでしっかりと活躍できると思います。
コンボ始動のキーカードを墓地から場に出すのにも使えるのでコンボデッキのパーツとしても。
《墓所のネズミ/Crypt Rats》
旧枠モダンではもぎとりも使えるので、黒コントロールでは使われないかと思います。
しかしクリーチャーであることを活かして、永遠の輪廻のような再利用できるような仕組みに組み込めばメサ対策としてかなり優秀なので使われることはあるでしょう。
《屍肉喰らい/Carrion Feeder》
やっと登場した黒緑サクリファイスのキーカード。このカードでどんどん攻めていきたいですね。
黒なので除去体制もあるので、全体除去に巻き込まれなければ色んなデッキに対して脅威になります。
新たなゾンビであるので、ゾンビデッキがそろそろカードが揃ってきたかもしれません。
赤
《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
旧枠モダンの有力アグロ、ゴブリンを分かりやすく強化する1枚。
マナコスト軽減から叩き付けて、次のゴブリンを引き込むのは恐ろしい。
今はメタられていますが、まだまだ警戒を怠れません。
《炎の稲妻/Firebolt》
タフネス2が2回落とせるので、アグロには強い1枚。火葬に変えて採用したいですね。
バーンもそろそろ組めるのかな?
《溶岩の投げ矢/Lava Dart》
タフネス1は環境にそこまで多いわけではないので、サイドボードでしょうか。
マナを使わずにもう一回呪文を打てるので、クウィリーオンのドライアドと相性が良いですね。
《略奪/Pillage》
旧枠モダンは石の雨となだれ乗りがあるので土地破壊デッキを組むことは容易です。アーティファクトを割れるのはおまけです。
3マナの土地破壊を8枚採用できるのでデッキコンセプトとしては十分。
多色デッキを咎めるデッキが登場しそうです。
《無謀なる突進/Reckless Charge》
個人的にオデッセイブロックで一番好きなカード。
赤いデッキよりも黒の回避持ちクリーチャーや、ステロイドで使いたい1枚。
アグロのデッキパワーを底上げするカードになりますね。
ラクドスアグロが組みたくなります。
《ウルザの激怒/Urza’s Rage》
またマジックの人気カードが旧枠モダンに。さすがに本家のモダンだと使えないと思いますので、旧枠モダンがさらに熱くなりますね。
キッカーはトロンなどでは使えるかも。
今回火力が増えたので、バーンデッキが組めるかもしれません。
緑
《エルフの憤激/Elvish Fury》
バイバック出来ないと弱い巨大化なので、使われることはないかと思います。
《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
フェッチランドもある環境なのでスレッショルドを達成するのは容易です。特に青と組めばすぐに達成できるので青緑のスレッショルドデッキが誕生しそうです。
元同じセットの獣群の呼び声が墓地に落ちると嬉しいフラッシュバック持ちなので、太い攻めが継続できるデッキが組めると思います。
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
サイクリングで土地を持ってきてアドをとれるクリーチャー。起源で戻し始めると土地が伸び始めて強いです。
すこし悠長なカードかもしれませんが、再利用できるカードと組み合わせて1枚デッキに入れておくといいかも。
《胞子カエル/Spore Frog》
旧枠モダンでターボフォグを組んでみたくなるカード。緑にはフォグがありますし、黒、白にも。
枚数は十分なので真剣に検討してみたいです。
クリーチャー除去の薄いアグロデッキにとっては使いまわされると簡単に負けが近づくカード。
《新たな芽吹き/Regrowth》
タイムワープを使いまわすことが出来れば強いですし、ターボフォグでキーカードになると思います。
フェアデッキではなく、アンフェアデッキだと輝く1枚。
《リスの巣/Squirrel Nest》
毎ターン、リストークンを生み出すのは地味な脅威です。対コントロールでは対処しずらいクロックになり、アグロにもブロッカーになるので一定の仕事はします。
2枚場に出たら脅威。
部族シナジーや生贄シナジー等も相性が良く、デッキを組むのが楽しくなる1枚。旗印なんかは相性いいですね。
《起源/Genesis》
そろそろ旧枠モダンでも本格的な墓地対策が必要になりそうですね。
毎ターン安定してクリーチャーを供給されたら、旧枠モダンのコントロールは簡単に負けてしまいます。
まさにコントロール殺し。
このカードを上手く使ったジャンドのような除去コントロールも今後は組めるかもしれないですし、青白コントロールに緑をタッチしてみるのも悪くないくらいの性能。
今回の新規再録の中で、旧枠モダンの環境を変えるのは間違いなくこのカードだと思います。
《ナントゥーコの養成者/Nantuko Cultivator》
場に出た時に手札の土地を捨てれば、その分ドローと強化。
元のスペックがそんなに高くないので、ドロー手段として使う前提になると思います。
効率よく土地を集める手段を使ってまで使うようなカードではないかと思いますが、緑で根囲いを使うデッキなら1枚くらいは採用してみてもいいのかもしれません。
《花の壁/Wall of Blossoms》
弱いところが見当たらないカード。高速アグロでない限り、4枚デッキに入れたいです。
アグロに対しての壁とするだけでなく、色々な生贄カードと組み合わせたりしたいです。
起源を軸にしたミッドレンジデッキを成立させるカード。
混色
《エラダムリーの呼び声/Eladamri’s Call》
こんなにシンプルに強いカードが使えるようになっていいのでしょうか??
今までの旧枠モダンのコンボデッキは、サーチカードが重たく使い辛いものばかり。
このカードの登場でクリーチャーを使ったコンボデッキの可能性が出てきましたね。
普通にグッドスタッフとしても最高で、状況に応じて様々なクリーチャーを引っ張てこれるのは強力。
間違いなく今後よく見るカードになりそうです。
無色
《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
何か無限コンボのパーツとして使えるでしょう。
旧枠モダンは置物対策が進んでいるのでなかなかアーティファクトに頼るコンボは組みずらいですが、置いた瞬間コンボが始動できるがいいですね。
マナのかからないサクリ台として設置して、自分のデッキを削ってドレッジ的な動きをすることも出来るかもしれません。
土地
オンスロートサイクリングランド
pauperだと定番の1マナのサイクリングランドが再録。
旧枠モダンはロングゲームになる展開も多く、コントロールデッキだけでなく単色のアグロデッキにも採用したいですね。
旧枠モダンの今後は?
現環境のベストデッキの一つである青白コントロールが強化されましたが、アグロも得たものも大きく蓋を開けてみるまで分からないですね。
とりあえず《エラダムリーの呼び声/Eladamri’s Call》を使ってコンボを仕込んだアグロデッキを考えてみようかなと考えております。
土地破壊デッキやシミックカラーのテンポデッキ等、新アーキタイプも生まれるはずです。
旧枠モダンが今後盛り上がること間違いなし!!
コメント
マジックギャザリング。 みたいだ。
トレカのイラストの絵がロマンが、ある。