渡辺選手の出場停止処分とマジック:ザ・ギャザリングの終焉

雑記

こんにちは。

今回は渡辺選手の一連の事件についてです。

この事件、MTGの終わりを意味するくらいショッキングな出来事だと思います。

 

渡辺選手が出場停止に至るまで。

先日行われたミシックチャンピョンシップ・ロンドン2019にて、その事件は起こりました。

 

簡単に起きたことを説明すると、渡辺選手が使っていたスリーブにマークドが見つかり失格処分となりました。

 

その時のスリーブの状態は下記の記事の最後で見ることが出来ます。

Team Cygames
株式会社Cygames所属マジック:ザ・ギャザリング プロチーム『Team Cygames』公式サイト。

 

そして改めて確認する必要があるのは、

スリーブのマークドが見つかるまでの時系列としての出来事です。

下記で確認が出来ます。

Team Cygames
株式会社Cygames所属マジック:ザ・ギャザリング プロチーム『Team Cygames』公式サイト。

 

マークドに関しては画像を見る限り間違いない事実ですが、マークドが見つかったのはTOP8決定後。

なぜ、何度もチェックが入っていたにも関わらずそのタイミングまで見つかることがなかったのかは不思議ですね。

スリーブへのマークドが故意につけられたものなのか否かはハッキリ分かりません。

 

この件は引き続きの調査の結果、

本日、不正行為があったとして渡辺選手に30カ月の出場停止処分が下りました。

ミシックチャンピオンシップ・ロンドン2019における渡辺雄也選手の失格処分に関する調査結果|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
世界中で2千万人を超えるプレイヤーとファンを持つ世界最高の戦略トレーディングカードゲーム、マジック:ザ・ギャザリングの日本公式ウェブサイト。

どのような調査があり、どのような部分を根拠に決定が下されたのかは分からないままです。

 

イカサマはあったのか?

正直なところこれに関しては判然としたことは言えないということになります。

状況証拠としては渡辺プロに有利だと思いますし、イカサマをする必要は全くありません。

しかし、これは水掛け論にしかならないと考えております。

 

どれだけイカサマをする必要がない状況でも、完璧を求めて行う可能はありますし、

有利な状況証拠を言い逃れに使うことを前提にイカサマに挑むかもしれません。

 

明らかなイカサマの証拠が出てきていない以上、イカサマがあったと断言することもできないですが、イカサマがなかったと断言することも出来ないのが今回の問題だと思います。

 

一人のファンとして、私個人の意見

Team Cygames
株式会社Cygames所属マジック:ザ・ギャザリング プロチーム『Team Cygames』公式サイト。

まずは渡辺プロの声明を一度読んで頂ければと思います。

この声明とマークドが見つかったまでの過程を踏まえて、私はイカサマはなかったと信じております。

 

渡辺選手が失ったものを考えてほしいです。

マジックプレイヤーとしての名声を失い、収入源(7万5,000ドルの年間報酬)を絶たれました。

渡辺プロはマジックの成功の上にずっと立っていました。

 

ここまでのものを失うリスクがある中、あれほどあからさまに分かるマークドのスリーブをプレイに持ち込むとは考えられません。

今回のスリーブへのマークドは故意ではなく、プレイ中に起きてしまった不慮の事故でしかないと考えています。

 

このような不慮の事故によって、全てを失うことになった渡辺プロのことを思うと、

本当に心が痛いです。今回の件を受けて、私もマジックと少し距離を取ろうと考えております。

 

この事件はマジックの終焉を意味する

この事件の問題点は下記にあるかと思います。

 

紙のマジックのプレイでは常に物理的な事故によって失格処分、

全キャリアを失う可能性がある。

 

今回の渡辺プロの件がイカサマでなかったと仮定した場合、

紙のカードをプレイするなら起こり得るであろう物理的な事故によって失格処分になる可能性があるということを本件は示唆しました。

 

これはプロのようなプレイの試行回数が多ければ多いほど可能性が高くなります。

 

プロはもちろんのこと、プロでなくても様々なリソースを使ってマジックに真摯に取り組んでいたとしても、

物理的な事故で一瞬で何もかも失ってしまう可能性があるのが、今のマジックです。

そして、これはマジックの終焉以外の何物でもありません。

 

紙で競技プレイを行う限り常に全てを失うリスクがあり、そのようなゲームを誰が職業としてプレイするのでしょう?

 

ファンだったプレイヤーがゲーム外の物理的な事故で、表舞台から去らなければならなくなってしまうゲームを誰が楽しんで観戦できるのでしょうか?

 

プロのいないマジックは間違いなく終わりますし、誰も紙では遊ばなくなるでしょう。

 

紙でプロ競技を行うことの限界ではないか?

今後何らかの防止策等を講じないまま、競技を紙のカードで行ってはならないと私は考えております。

このような事故が起こらないような仕組みづくりが必要ですし、もしできないのであれば競技マジックはすべてデジタルで行うべきです。

 

ゲーム外の要素を常に気にして遊ばなければならないのはストレスでしかなく、ゲームを純粋に遊ぶという目的からどんどん離れていきます。

 

今後渡辺プロのような不運に巻き込まれすべてを失うプレイヤーが出ないことを、心から願います。

 

本件を受けて、一人のプレイヤーとしての感想。

最後に今回の事件を受けて私が思ったことを書いていきます。あくまで個人的な感想です。

 

マジックというゲームや文化は最高だと思っていたし、これからもそうだと信じてはいましたが、

本件でかなり熱が冷めました。

 

これからも遊んでいきたいとは思いますが、正直なところもう紙で遊ぶ価値はないかなと思っています。

新エキスパンションが出ても紙でリリースしなくていいし、するならコレクション用で各1種類ずつFOILで出してくれればいいですね。

 

本件はゲームとしてのマジックの限界を露見したと思います。この限界を超えない限り、この先何十年と愛されていくゲームとして続いて行くことはないと思います。

 

今はかなりショックでとりあえずどうすればいいのか、、、

雑記
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コメント

  1. 匿名 より:

    全くの同感です。
    頑張って何らかの大会に出ても、
    悪質なイカサマ扱いされるリスクがある状態で、どの程度の人が上を目指すか…

  2. 匿名 より:

    イカサマであった場合、紙でのプロ競技でよく見つけたな!ジャッジのスキルは素晴らしいという見解になる感じですかね?
    たまたまパワープラントだけに下擦れが、
    たまたまタワーにだけピックドが、
    たまたまマインにだけ上擦れが、
    どのように故意でなくつけられるのか説明出来ないといけませんね。
    無理だと思いますけども。

    • はとの より:

      マークはあった。でも問題は、そのマークを誰がつけたのか?ってこと。
      それが渡辺さんだとはっきり証明できない以上は、疑わしきは罰せずで裁判なら無罪なわけです。
      他の人(たとえばジャッジ)につけるチャンスがあったのかなかったのか、そういったことを調査して発表してくれって渡辺さんとサイゲは思ってたんじゃないかな(これは俺の想像)。

  3. 匿名 より:

    私は渡辺さんのその日のプレイを全ては見ていませんが、
    何度もチェックを受けているということは、ジャッジとしてもマークされていたということでしょう。
    イカサマの確証を得るために。
    何度か泳がせて、証拠を掴む必要があります。
    その証拠とは何か。
    ウルザランドの2種類があり、ハンドにサーチスペルがある。
    明らかにサーチした方がいい状況で、サーチせずマナも起こした状態でターンを返し、次のドローで残りの一種類をツモってきた。
    これは明らかに不自然です。
    これが確証ですね。これを待っていたのでしょう。
    で、然るべき時にそれが起きた。
    起きたことを確認し、デッキチェックに入って証拠を掴むと。
    こういう流れだと思うのです。
    じゃないとそんな所までチェックしませんて。

    • 匿名 より:

      ラウンド16はIDなので、15で確証を得てたということになるでしょうか。
      15後のデッキチェックでは問題なし、16後に失格にした理由がわからないな…

    • 匿名 より:

      何試合が確認したけど、そんなシーンあったんですね。公式がそういうことを発表してくれれば皆納得しやすいだろうに…
      ちなみにどこの試合での出来事ですかね?

  4. 匿名 より:

    Round16はIDなので、確証を得たとしたら15でしょうか?であれば15後のcheckでは問題なしで、16後に失格にした理由がよくわからない…

  5. 匿名 より:

    状況からみるとジャッジ側にかなり問題があるため選手本人が黒なのかジャッジが黒なのかはわからない

    ジャッジ側の問題点は

    スリーブのチェックを選手の前など、公の場で行わず、録画もせず、ジャッジだけが確認できる場所までデッキごと持っていってチェックしている(はっきり言ってこんなチェックの仕方ではいくらでもジャッジによる仕込みができる)
    ジャッジはウィザーズ社の人間ではなくウィザーズ社に委託されたChannelFireBallの人間(ChannelFireBallは大会に参加している所属プロもいるいわばライバル)である(これを完全な中立のジャッジであるというのは無理がありすぎる)

    選手の主張とかそういうもの以前に大規模な大会でこれはあまりにもお粗末くん

  6. 匿名 より:

    公式発表ではR15後にマークドを発見したってなってますよ
    なんでその場じゃなくてR16後にDQされたのかは謎ですが。
    今回ナベが黒か白かよりも、DQを意図的に遅らせたように受け取れる動きがあったことのほうが問題だと思うので公式はそのあたり説明してほしかったですね

  7. 匿名 より:

    そもそも不正が感じられたとしても泳がす意味がない。
    なぜなら対戦相手がその不正(あったとするならば)によって負ける可能性があり、トーナメントの記録に影響が出るからだ。
    その時点でジャッジはスムーズな大会運営を補佐する本来の仕事をしておらず、特定のプレイヤーを攻撃することにのみ専心していることとなる。
    チェック時点で確認できた(R14・R15後)のであればDQにするべきなのにしなかった。ゆえに怪訝に思う人が多い訳だ。

  8. 匿名 より:

    「物理的な事故で一瞬で何もかも失ってしまう可能性があるのが、今のマジックです。」
    あらゆるプロスポーツにおいて事故で選手生命が絶たれることがあると思うのですが?マジックのプレイ中に命に関わるような重大な事故は幸い起きにくいのでこの点は非常に安全だと思います。冤罪が起きないシステムを作ることは重要ですが100%公正なシステムが存在するというのは幻想です。プロの世界というのはそのような厳しい世界というのはダメなのでしょうか?

  9. 匿名 より:

    普通の人は渡辺さんが嘘をついていると思うのですが。。。
    渡辺さんがイカサマ出ない確たる証拠を示してWoCに説明できていないからこうなったわけで。。
    渡辺さんは絶対に正直だと、信じる根拠が客観的に言ってないというか。。。。

    ぶっちゃけ、渡辺さんってここまで勝ち続けるほど圧倒的に強いプロって感じがしないので、これまでもイカサマで勝ってきた、っていわれるとすんなり納得てきるんですよね。。

  10. 匿名 より:

    状況が渡辺雄也に有利ってのはワロタ
    明らかに不正の証拠のがあるのに有利とか思ってるようじゃ偏向はいりすぎですよw
    だいたいのMTGプレイヤーはプロプレイヤー自体にそこまで興味ないし、こんなことでMTGの終焉とか言われてもか誇大妄想でしかないw

  11. 匿名 より:

     20年以上MTGをプレイしていて、最もショッキングな出来事。2番目にショックだったのはフェリダー禁止。

     証拠不十分な選手をサスペンドした挙句、殿堂剥奪等の実刑はあまりに重すぎる。今回の件が通るのであれば、Wotcは嫌いな選手を”暗殺”する事ができるという事になる。「サイゲームスのスポンサードになった?ハイ殿堂剥奪ねー!」がまかり通るゲームに”世界最高の競技カードゲーム”という称号はふさわしくない。ハッキリ言ってアッパーデック社を縁を切った遊戯王の運営の方が、今はよっぽどクリーンなのである。ついでに言うと今の遊戯王の方がデッキの多様性もある。

     私は競技MTGに見切りをつけたし、今後は黎明期のカード(ワクショやバザー等)だけ手元に残して引退する事も考えている。それくらい競技プレイヤーの気持ちを踏みにじった事件だと思う。