こんにちは。
新セットリリース前ですが、MOだと全勝したリストが出てきてますね。
今回はどんなカードが使われているのか解説していこうと思います!!!
【灯争大戦】新環境のスタンダードデッキ
赤単ミッドレンジ
planeswalker (6)
4 《炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan》
2 《主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless》
creature (16)
4 《凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevil》
4 《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
4 《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
4 《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin》
sorcery (4)
4 《溶岩コイル/Lava Coil》
instant (8)
4 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4 《ショック/Shock》
enchantment (4)
4 《実験の狂乱/Experimental Frenzy》
land (22)
22 《山/Mountain》
60 cards
sideboard (15)
2 《チャンドラの螺旋炎/Chandra’s Pyrohelix》
4 《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》
4 《危険因子/Risk Factor》
1 《無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator》
4 《宝物の地図/Treasure Map》
前環境よりあった赤単ミッドレンジに強力な新プレインズウォーカーが加入。
《炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan》はアドをとるだけでなく、ダメージを確定させる最強カード。
特にアドをとりつつ、ダメージを稼ぐような動きが出来るようになるので、コントロール的な動きができる様になりました。
《主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless》も相手の脅威を取り除いた後に素早くゲームを決めます。
ドラゴンを出して、次のターンにチャンドラもドラゴンにすれば12ダメージ!!めちゃくちゃ強い!!
プレインズウォーカーにより柔軟なゲームプランとデッキパワーの底上げがされたデッキですね。
単色という安定性とアグロ耐性も含めて今後メタに定着しそうですね。
ボロス英雄的アグロ
creature (18)
4 《アダントの先兵/Adanto Vanguard》
4 《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》
4 《贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed》
2 《ブリキ通りの重鎮、クレンコ/Krenko, Tin Street Kingpin》
4 《第10管区の軍団兵/Tenth District Legionnaire》
sorcery (4)
4 《戦いの覚悟/Gird for Battle》
instant (16)
4 《果敢な一撃/Defiant Strike》
4 《無謀な怒り/Reckless Rage》
4 《防護の光/Sheltering Light》
4 《ショック/Shock》
land (22)
3 《ボロスのギルド門/Boros Guildgate》
4 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
4 《山/Mountain》
7 《平地/Plains》
4 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
60 cards
sideboard (15)
3 《暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants》
2 《溶岩コイル/Lava Coil》
4 《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
2 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
4 《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》
非常に構築力が高いデッキ!!環境最初でここまで考えられたデッキが出てくるのは驚きです。
英雄的という名前の由来は昔のエキスパンション、テーロスのキーワード能力から。
自軍のクリーチャーを対象に呪文をキャストするといろいろと良いことが起こります!
《第10管区の軍団兵/Tenth District Legionnaire》と 《贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed》はそういった能力のカード。
特にフェザーはスペックが高いだけでなく、繰り返し呪文を使うことでどんどんクリーチャー強化を進める事ができます。
《戦いの覚悟/Gird for Battle》はずっと強いと言われていましたが、相性のいいカードが登場してキーカードになりました。
すごいと思ったのが《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》の使い方。
1マナのスペルが弱いスタンダードだと使いづらいと思っておりましたが、このデッキは呪文を1マナのみにしており強く使えます。2マナのクリーチャーで攻撃のたびに呪文をオマケするのは強烈な動き。
タフネスが3あるクリーチャーも多い為、今までの白系アグロの弱点であった肉儀場の叫びが効きづらくなっております。
弱点を克服し、爆発力のあるシナジーのあるアグロデッキですね。
グルールプレインズウォーカー
planeswalker (10)
4 《炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan》
2 《ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas》
4 《主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless》
creature (20)
4 《凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevil》
4 《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
4 《成長室の守護者/Growth-Chamber Guardian》
4 《グルールの呪文砕き/Gruul Spellbreaker》
4 《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》
instant (5)
3 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2 《ショック/Shock》
land (25)
3 《森/Forest》
3 《グルールのギルド門/Gruul Guildgate》
11 《山/Mountain》
4 《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
60 cards
sideboard (15)
1 《ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas》
1 《ショック/Shock》
3 《燃えがら蔦/Cindervines》
2 《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》
3 《クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner》
3 《溶岩コイル/Lava Coil》
2 《席次/Status》 // 《石像/Statue》
なんと10枚もプレインズウォーカーの入ったグルールミッドレンジデッキ。
従来より強かったグルールのミッドレンジデッキがパワーアップしました。
ここでは4枚のサルカンが採用されております。
《ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas》によりコントロール性能が上がるだけでなく、ドムリもサルカンの能力でドラゴンになって殴れるのでフィニッシュまでが早い!!
チャンドラもしっかり4枚採用されおり、戦力を継続的に供給します。コントロールはやりづらいですね。
青黒スペル
creature (9)
3 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
2 《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》
4 《プテラマンダー/Pteramander》
sorcery (17)
1 《無神経な放逐/Callous Dismissal》
4 《航路の作成/Chart a Course》
2 《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》
4 《永遠神の投入/Enter the God-Eternals》
2 《概念の雨/Notion Rain》
4 《思考消去/Thought Erasure》
instant (10)
2 《喪心/Cast Down》
4 《選択/Opt》
2 《暴君の嘲笑/Tyrant’s Scorn》
2 《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
land (24)
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
8 《島/Island》
8 《沼/Swamp》
4 《湿った墓/Watery Grave》
60 cards
sideboard (15)
1 《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》
1 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
3 《強迫/Duress》
2 《人質取り/Hostage Taker》
1 《否認/Negate》
2 《最古再誕/The Eldest Reborn》
4 《正気泥棒/Thief of Sanity》
1 《漂流自我/Unmoored Ego》
スペル(インスタントとソーサリー)を詰め込んだ青黒デッキ。pauperだけでなく、歴代のスタンダード環境で使われないことがなかった《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》が採用されております。
地味ながら非常に強く、このようなスペルで固めたデッキだといい仕事をします。
このようなスペル多めの構成だと《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》
が強く使えますね!
このデッキのキーカードは《永遠神の投入/Enter the God-Eternals》

この記事でもオススメしておりましたが、非常に強力なコントロールカード。
2回打てばアグロは黙るカード。
今後の構成が楽しみなデッキです。
シミックネクサス
planeswalker (3)
3 《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》
instant (24)
2 《一瞬/Blink of an Eye》
4 《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》
1 《終局の始まり/Commence the Endgame》
4 《成長のらせん/Growth Spiral》
4 《運命のきずな/Nexus of Fate》
4 《選択/Opt》
4 《根の罠/Root Snare》
1 《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》
enchantment (8)
4 《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
4 《荒野の再生/Wilderness Reclamation》
land (25)
2 《爆発域/Blast Zone》
4 《繁殖池/Breeding Pool》
6 《森/Forest》
4 《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
6 《島/Island》
3 《天才の記念像/Memorial to Genius》
60 cards
sideboard (15)
3 《樹上の草食獣/Arboreal Grazer》
2 《押し潰す梢/Crushing Canopy》
2 《クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner》
3 《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》
1 《ナーセットの逆転/Narset’s Reversal》
2 《否認/Negate》
2 《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》
最強のコンボデッキであったシミックネクサスも新戦力を獲得。
《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》はより能動的に荒野の再生等のキーカードを探す事ができますね。
このデッキにかみ合っているプレインズウォーカー。
《爆発域/Blast Zone》も2色なので採用できていますね。苦手だったアグロデッキに強いカードであるだけでなく、様々なカードにも対応できるカード。
出したターンに荒野の再生のアンタップ能力で起動できるのもいいですね。
《樹上の草食獣/Arboreal Grazer》もアグロとの相性を改善するカード。
クリーチャーを止めてライフを守りつつ、コンボができるマナ域まで早く到達することができます。
対アグロ手段を獲得したシミックネクサスは最強デッキになるのか?
白黒アリストクラッツ
planeswalker (4)
4 《復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord》
creature (30)
4 《残酷な祝賀者/Cruel Celebrant》
4 《どぶ骨/Gutterbones》
4 《追われる証人/Hunted Witness》
4 《真夜中の死神/Midnight Reaper》
2 《オルゾフの処罰者/Orzhov Enforcer》
4 《疫病造り師/Plaguecrafter》
4 《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》
4 《徴税人/Tithe Taker》
sorcery (4)
4 《回生/Revival》 // 《会稽/Revenge》
land (22)
4 《神無き祭殿/Godless Shrine》
4 《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
7 《平地/Plains》
7 《沼/Swamp》
60 cards
sideboard (6)
2 《オルゾフの処罰者/Orzhov Enforcer》
4 《強迫/Duress》
サイドが6枚なのはおいておいて、みんなが考えた夢の白黒アリストクラッツデッキ。
《残酷な祝賀者/Cruel Celebrant》はクリーチャー死亡時に1点ドレイン。
地味に感じますが、過去にこの手の能力の強さを思い知ったプレイヤーは多いのではないでしょうか。
追われる証人のような何度も死ぬことができるカードを、駆使ししてじわじわと相手を追い込みます。
《復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord》
今回一番推しているカードですが、このデッキは4枚採用!使い捨てる気満々です。
クリーチャーを供給出来るだけでなく、ライフリンクを付与するのでアグロデッキとのライフレースを簡単にひっくり返すカードです。
もうこのカードがあるだけでアグロには負けないですし、コントロールにも粘り強いクリーチャーによる攻めを展開できるデッキですね。
今後赤を足した亜種等、人気のアーキタイプの一つになりそうです。
白黒プレインズウォーカー
planeswalker (10)
1 《暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants》
3 《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》
1 《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》
2 《戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General》
3 《復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord》
creature (12)
4 《アジャニの群れ仲間/Ajani’s Pridemate》
4 《善意の騎士/Knight of Grace》
4 《悪意の騎士/Knight of Malice》
instant (7)
2 《渇望の時/Moment of Craving》
3 《屈辱/Mortify》
2 《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
enchantment (7)
4 《ベナリア史/History of Benalia》
3 《ケイヤの誓い/Oath of Kaya》
land (24)
4 《神無き祭殿/Godless Shrine》
4 《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
8 《平地/Plains》
8 《沼/Swamp》
60 cards
sideboard (15)
1 《渇望の時/Moment of Craving》
2 《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》
1 《はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage》
2 《灯の燼滅/Despark》
3 《強迫/Duress》
2 《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》
1 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
3 《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》
このデッキにもソリンが採用されていますね。こちらはプレインズウォーカーを軸にしたグッドスタッフデッキです。
ところどころシナジーもあり、《ベナリア史/History of Benalia》を強く使えるよう採用クリーチャーも騎士になっております。かっこいいですよね。
《アジャニの群れ仲間/Ajani’s Pridemate》もライフ回復手段の多いこのデッキだと強く運用できます。
《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade》がコントロールキラーとして活躍しそうです。
《ケイヤの誓い/Oath of Kaya》がアグロに対して大活躍しそうです。
ライフゲインと除去だけでなく、プレインズウォーカーが並ぶこのデッキにとって非常に嫌なカード。
コントロールとアグロ、どちらとも戦えそうで強そうです。かっこいいカードばかりなのでぜひ組んで回してみます。
ジェスカイコントロール
planeswalker (6)
3 《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
2 《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》
1 《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》
creature (3)
3 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
sorcery (4)
2 《溶岩コイル/Lava Coil》
2 《陽光の輝き/Solar Blaze》
instant (22)
3 《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》
2 《終局の始まり/Commence the Endgame》
1 《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto》
1 《本質の散乱/Essence Scatter》
1 《裁きの一撃/Justice Strike》
4 《選択/Opt》
3 《ラルの発露/Ral’s Outburst》
4 《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》
3 《中略/Syncopate》
land (25)
3 《爆発域/Blast Zone》
2 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
4 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2 《島/Island》
2 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《蒸気孔/Steam Vents》
4 《硫黄の滝/Sulfur Falls》
60 cards
sideboard (15)
1 《終局の始まり/Commence the Endgame》
2 《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto》
1 《陽光の輝き/Solar Blaze》
1 《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》
2 《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》
1 《神聖の発動/Invoke the Divine》
3 《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
3 《封じ込め/Seal Away》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
今回はジェスカイの方がエスパーよりも得るものが多かったみたいです。
《陽光の輝き/Solar Blaze》は4マナで打てる全体除去のような働きができるカード。
《ラルの発露/Ral’s Outburst》も使ってみてわかったのですが非常に小回りの利くいいカード。
《終局の始まり/Commence the Endgame》はブロックのクリーチャーを供給しつつドローできるコントロール向けカード。
昔の青機械巨人のような動きが出来て強いです。
《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》も万能除去とクロックと手札を供給する隙のないプレインズウォーカー。
6マナなので多くは要りませんが、1枚いるといろいろな局面で便利に使えます。
ジェスカイコントロールは柔軟性と対応力に優れた仕上がりになっていると思います。
新テフェリーの加入と旧テフェリーを駆使したコントロールデッキは各種プレインズウォーカーの攻勢を止めることが出来るのでしょうか?
今後注目デッキ、注目カードは!!??
今後も新しいデッキが出てくるのは間違いなし!!
ですが、その中でも赤いアグロデッキはメタの中心に今後もいるかと思います。
特にサルカンとチャンドラというプレインズウォーカーを得たのが大きいです。
赤単色でも力不足感を感じない層の厚さ。
ライフゲイン手段も増えているので赤にもう一色足して柔軟性とデッキパワーを上げるのかも今後の注目ですね。
対してソリンというライフゲイン手段を獲得した白黒系デッキがどれくらいそのアグロに対して有利なのかも気になるところです。
メタが動いて肉儀場の叫びが減ってくれば再度白ウィニー系も出てきそうですね。
とりあえず、こんなにプレインズウォーカーが活躍している環境は見たことがない!!
めちゃくちゃ楽しいスタンダード環境であることは間違いなし!!
今後も気になる個別デッキは記事にしていきますのでよろしくお願いします。
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