こんにちは。
まだリリース前なのにMOでは新スタンダードがスタートしております。
ちょっと前までMOはなかなか新セットが入らず、リリース後の紙の大会の結果が影響を持っていましたね。
MOという調整ツールのおかげで、リリース前とは考えられないほど完成度の高いデッキたちがたくさん活躍しております。
今回は環境第一弾となるMOの優秀成績リストを紹介していきます。
新環境で勝っているリストはコレだ!
赤白(ボロス)
ボロスを象徴するパワー天使オレリア。
ボロスは優秀な人材を多数確保しており、間違いなく新環境の仮想敵となるだろうと予想されておりました。
掲載数はの3リスト!カード層の厚さを表していますね。
ボロス教導

3 《正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice》
4 《ボロスの挑戦者/Boros Challenger》
4 《ゴブリンの旗持ち/Goblin Banneret》
4 《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
3 《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》
4 《速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicator》
3 《軍勢の切先、タージク/Tajic, Legion’s Edge》
4 《完全/Integrity》 // 《間隙/Intervention》
4 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
3 《軍団の上陸/Legion’s Landing》
4 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
8 《山/Mountain》
8 《平地/Plains》
4 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
2 《一斉検挙/Citywide Bust》
4 《ベナリア史/History of Benalia》
2 《戦場の詩人、ファートリ/Huatli, Warrior Poet》
3 《裁きの一撃/Justice Strike》
2 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
1 《残骸の漂着/Settle the Wreckage》
1 《ヴァンスの爆破砲/Vance’s Blasting Cannons》
まさにボロス!赤白のカードがこれでもかと入っております。
綺麗なマナカーブにカードパワーと死角が見当たりません。一枚でも除去から漏れるとすぐに負けそうです。
今後のボロスの基本形になっていきそうです。ラヴニカのカードの率が高く2年間頼もしいです。
ボロスウィニー

これら1マナ域を採用し、オレリアを1枚、アジャニを採用したウィニータイプのボロス。
1マナのカードが教導でサイズアップし、素早く殴り切ります。
ボロス天使

エンジェルたち主力のボロス。オレリアだけでないただ強の天使たちを並べて、ロードのライラを出します。
赤単(タッチ白)
実は白タッチも含めると様々なバリエーションが見れるのが赤単。
全環境に引き続き環境を真っ赤に染めていますね。
いつからマジック最強色になったのか。面白くて爆発力のある布陣で新環境に挑みます。
赤単タッチ白

3 《放逐紅蓮術師/Dismissive Pyromancer》
4 《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
2 《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》
3 《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
4 《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》
4 《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin》
3 《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
4 《火による戦い/Fight with Fire》
3 《溶岩コイル/Lava Coil》
1 《反応/Response》 // 《反正/Resurgence》
3 《シヴの火/Shivan Fire》
2 《実験の狂乱/Experimental Frenzy》
4 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
1 《廃墟の地/Field of Ruin》
14 《山/Mountain》
1 《平地/Plains》
4 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《溶岩コイル/Lava Coil》
1 《シヴの火/Shivan Fire》
4 《苦悩火/Banefire》
2 《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》
2 《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》
4 《イクサランの束縛/Ixalan’s Binding》
1 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
今環境も元気に鎖は回っております。白をタッチして対応力を増しており、前環境の赤黒を想起させます。
《実験の狂乱/Experimental Frenzy》という赤に最適のアドバンテージエンチャントと
殴れるマナ加速《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin》がわきを固める布陣。
神チャンドラを失ったものの、変わり種の新戦力で一丸となって戦います。
サルカンドラゴン

サルカンを軸にフィニッシャーのドラゴンへつなげるデッキ。
分かりやすいシナジーですが強い。
赤単タッチ白ゴブリン

鎖の陰で実は今一番乗りに乗っている軍勢の戦親分が輝くデッキ。横に並ぶゴブリンがシナジーを形成します。横並びするので召集と相性がいいのも楽しい!
ゴルガリミッドレンジ
ゴルガリはミッドレンジの色!
最強の除去を手に入れ、覇権をとるのか?

3 《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》
4 《緑探しのドライアド/Dryad Greenseeker》
4 《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》
3 《呼び覚ます者イザレス/Isareth the Awakener》
2 《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
4 《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
1 《疫病牝馬/Plague Mare》
4 《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
3 《採取/Find》 // 《最終/Finality》
4 《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
3 《最古再誕/The Eldest Reborn》
2 《進化する未開地/Evolving Wilds》
7 《森/Forest》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
8 《沼/Swamp》
4 《森林の墓地/Woodland Cemetery》
3 《疫病牝馬/Plague Mare》
2 《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》
2 《喪心/Cast Down》
3 《死の重み/Dead Weight》
3 《強迫/Duress》
1 《名声の代価/Price of Fame》
1 《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
派手さはないがゴリゴリとゴルガリらしく相手をすりつぶしていくデッキ。
序盤のもっさり感が対ボロスに対してきつそうではありますが、順番にカードをプレイしていけば勝ってしまいそうな強力なカードばかり。
どんなデッキにも勝てるミッドレンジの王道のようなデッキです。
セレズニア
セレズニア召集

2 《議事会の騎兵/Conclave Cavalier》
3 《協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord》
1 《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
4 《茨の副官/Thorn Lieutenant》
4 《不和のトロスターニ/Trostani Discordant》
4 《敬慕されるロクソドン/Venerated Loxodon》
4 《苗木の移牧/Saproling Migration》
3 《大集団の行進/March of the Multitudes》
4 《議事会の裁き/Conclave Tribunal》
4 《ベナリア史/History of Benalia》
4 《軍団の上陸/Legion’s Landing》
6 《森/Forest》
9 《平地/Plains》
4 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
4 《寺院の庭/Temple Garden》
2 《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》
2 《希望の夜明け/Dawn of Hope》
1 《神聖な訪問/Divine Visitation》
2 《秋の騎士/Knight of Autumn》
2 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
3 《残骸の漂着/Settle the Wreckage》
1 《不滅の太陽/The Immortal Sun》
2 《ビビアン・リード/Vivien Reid》
ココにも表れた《ベナリア史/History of Benalia》
環境のトップレアですね。召集シナジーは分かりやすく強く、簡単に場を制圧するラインナップだらけ。コントロールでも対処しずらいクロックをたくさん生み出すので、セレズニアらしくない息の長い攻めが出来るのが魅力。
ライフを狙ってくるアグロに対しては《不和のトロスターニ/Trostani Discordant》
や《大集団の行進/March of the Multitudes》が生み出すライフリンクをもつトークンが蓋をしてしまいます。
これらが出てくる前に勝負を決めないと、アグロは勝ちきれません。《大集団の行進/March of the Multitudes》はまるでスフィンクスの啓示のように感じています。
このデッキだと打たれたら負けくらいのフィニッシュカード。
緑白フェアリーズの歌

アンコモンとは思えない《フレイアリーズの歌/Song of Freyalise》を軸に攻めるデッキ。このカードが最後のモードを使う時には場には十分な数のクリーチャーが揃っているでしょう。
パワーカードですし、このカードを軸にセレズニアだけでなくいろんなパターンのデッキが組めそうです。
青単

2 《排斥する魔道士/Exclusion Mage》
4 《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》
4 《霧まといの川守り/Mist-Cloaked Herald》
2 《夜帷のスプライト/Nightveil Sprite》
4 《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》
4 《大嵐のジン/Tempest Djinn》
2 《航路の作成/Chart a Course》
2 《潜水/Dive Down》
3 《本質の散乱/Essence Scatter》
2 《選択/Opt》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》
4 《執着的探訪/Curious Obsession》
21 《島/Island》
3 《金剛牝馬/Diamond Mare》
2 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
3 《否認/Negate》
2 《歩哨のトーテム像/Sentinel Totem》
2 《睡眠/Sleep》
3 《中略/Syncopate》
今環境も青単がやってくれた!まさかの10チケ(10ドル)以下でオンラインだとデッキが組めます。安価なデッキといえば赤単が定番でしたが、今やその座は青単に。赤と青の立ち位置が変わってしまったように感じます。
安くても隙の無い構成は健在。
その他、ざっくりと紹介
ボーラスミッドレンジ

ボーラスを使いたかった青黒ミッドレンジ。オレリアの登場でかなり相対的に弱くなってしまったボーラス。裏返す意気込みで使わないと勝利できない。
青黒諜報

対アグロ耐性が気になるが誰もが一度は考えたリスト。洗練されていくとアーキタイプとして定着するかも。
緑単タッチ黒

前環境に続き緑単。2ターン目鉄葉の魅力はいまだに健在。
黒をタッチするより、次の環境で赤をタッチしてみたいデッキ。
白単

ボロスよりも殴り始めるのが遅くて、守りも中途半端な印象。ボロスに対して守りが硬い構成にできればもっと勝てそう。
トリココントロール

テフェリータッチ赤という構成。マナベースの弱点を克服するほど脇を固めるラインナップが強くないような気はする。
青白テフェリー

純正のテフェリーデッキ。ギルドランドがないマナベースこそ気になるが、十分にやれそうな構成。ということは次環境では間違いなく活躍する。
緑白黒兵士

ベナリア史を強く使おうという構成。面白いアプローチ。
緑白黒ミッドレンジ

強いカード集めましたという構成。多色環境だと上手くバランスが取れればこういったデッキが強い。
どれがお気に入り?
オールスター感あるボロスや、楽しそうなセレズニア、どっしり構えるゴルガリ、そして今環境も暴れそうな赤単。
ディミーアとイゼットのデッキがもっと見てみたいですね。
まだまだ手さぐりな状態ですので、次のブレイクスルーを期待してデッキを組んでみましょう!
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