Pauper『不屈の部族コンボ』の基本的なプレイング(駆け引きを楽しもう)

pauper

こんにちは。

 

本日は『不屈の部族コンボ』のプレイングについてです。

どんなデッキか知らない方はコチラ。

pauperの【不屈の部族コンボ】デッキについて
こんにちは。 公式に先を越されてしまいましたが、僕も少しだけ回していました。(岩showさんが書く文章はいつも巧くて大好きです) インサイドアウト! 僕が回していじってみたリストはコチラ。 4 《不屈...

 

このデッキ、結構回すの難しいです。僕もそこそこリーグをこなしてやっと使えるようになってきました。

ドロー操作がたくさんあってプレイングの介入度が高く、一度コンボをミスってしまうと負けが確定するので一度使って苦手に感じている方もおられるかもしれません。

 

pauperの中でも駆け引きの楽しいコンボデッキなので簡単な回し方をご紹介してみようと思います。

 

まず今回しているリストからご紹介。

不屈の部族コンボ

creatures:6
4 《不屈の部族/Tireless Tribe》
2 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

spells:36
3 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《払拭/Dispel》
1 《目くらましの呪文/Dizzy Spell》
1 《万の眠り/Gigadrowse》
3 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4 《思案/Ponder》
4 《定業/Preordain》
4 《シャドーの裂け目/Shadow Rift》
1 《目くらまし/Daze》
4 《裏返し/Inside Out》
4 《堂々巡り/Circular Logic》
4 《噴出/Gush》

lands:18
3 《灰のやせ地/Ash Barrens》
4 《進化する未開地/Evolving Wilds》
9 《島/Island》
2 《平地/Plains》

sideboard:15
2 《軍旗の旗手/Standard Bearer》
1 《断片化/Fragmentize》
1 《万の眠り/Gigadrowse》
3 《はらわた撃ち/Gut Shot》
2 《水流破/Hydroblast》
1 《海賊の魔除け/Piracy Charm》
1 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing》
1 《解呪/Disenchant》
1 《残響する真実/Echoing Truth》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere》

 

基本的なプレイング

キープ基準

こんなハンドはマリガンすべきというハンドを挙げていきます。

青マナが出ない。(土地が灰のやせ地、平地のみ)

これはマリガンですね。もともと土地の少ないデッキなので引けると考えるのは甘いですし、1マナの青いドロースペルで手札を整えるのがこのデッキの重要な動きなので青マナが必要です。

逆に青マナが1枚あれば、ドロースペルたちで後の展開はかなり安定します。

 

ドロースペルが少なく、コンボパーツもない

ドロースペルがない中、《払拭/Dispel》《堂々巡り/Circular Logic》がたくさんあるだけの手札はキルターンが遅くなるのでマリガンすべきです。

早いデッキ相手だけでなく、遅いデッキにも対処カードを与えてしまうので序盤から仕掛けることのできる手札が望ましいです。

 

同じコンボパーツが3枚あり《渦まく知識/Brainstorm》がない

これは6枚だったらキープしますが、7枚だったらマリガンした方が安定して勝利できます。

逆に《渦まく知識/Brainstorm》さえあれば不要牌はライブラリーに戻せるのでキープできます。

 

上記のような場合でもコンボパーツ2須類が揃っているなら相手のデッキに合わせてキープすることも多いです。

例えば島がないけれども、島さえ引ければコンボパーツも揃っていてドロースペルもあるなら6枚の時はキープします。7枚の時はリスクをとりすぎていますが、6枚の時ならリスクに見合う以上のリターンがあると思います。

 

またこのデッキはダブルマリガンをするということは出来る限り避けた方がいいです。

手札の枚数が確保できないと、相手に与えられるダメージ数が減るだけでなく、相手の介入に使えるカウンターの数を減らすことになります。

受けに回ったときにコンボを決めるための手札が足りなくなるので、ダブルマリガンをするとプレイの選択肢がかなり狭まります。

 

全体的に比較的緩いキープ基準でマリガンしすぎない方がいいと考えております。これもドロースペルがたくさん入っているおかげで、状況に合わせたカードを引き込めるので色んなカードが手札にあるだけで選択肢が広がります。

 

ドロースペルの使い方

このデッキの屋台骨、1マナドロースペルたちは適当に使ってもめちゃくちゃ強いですが、

使い方を少しだけ書いてみます。

特にコンボを決めるターンの使い分けが非常に重要です。

 

《定業/Preordain》

基本的には他の2枚よりも優先して先に使います。どの局面で使っても結果のブレがないので使いやすいです。

コンボを決めるターンでは他の2枚の方が強いのでマナに余裕がなければ使いません。

 

《思案/Ponder》

《定業/Preordain》より優先して使うのは土地が欲しいとき。土地が伸びないとこの後の展開が遅れるというときは3枚をみてシャッフルを選ぶことが出来るので強いです。

 

コンボパーツが欲しいときは《定業/Preordain》、の次に《思案/Ponder》と使った方が後に引くカードもコントロールしやすいので次のコンボターンの計画が立ちやすくなります。

 

《渦まく知識/Brainstorm》

この中で一番使い方は難しいです。序盤は不要牌を《灰のやせ地/Ash Barrens》《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》等でシャッフルする使い方が出来なければ弱いです。

不要牌が手札にないときは打たない方がいいですね。

コンボ始動時は実質3枚引いているのに等しいので一番強いです。

また、ハンデスを打たれたときにコンボパーツをデッキトップに持ってくる動きがあるので忘れないようにしたいです。

 

また基本的な動きですが、コンボスペル2種類もドロースペルなのでしっかり使っていきましょう。

ハンデスを使うデッキ以外には2枚目以降はほとんど意味がないので、ドローを1枚でも進めておきましょう。自分のクリーチャーに打つ意味がないときは、相手のクリーチャーに打ちます。

 

各パーツの役割

《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

コンボパーツを探すことができるのですが、主な仕事は布告よけ。

このカードのおかげでリソースを減らすことなく、布告を一回防ぐことができます。

 

《目くらましの呪文/Dizzy Spell》

ユーティリティカード。コンボパーツを探すだけでなく、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》を持ってきて最終確認をする動きが用心深くて強い。

 

《万の眠り/Gigadrowse》

対コントロールでエンド前に打って介入回数を減らして勝利するだけでなく、ブロッカーをタップして《シャドーの裂け目/Shadow Rift》の代わり、アタッカーをタップしてターン稼ぐなど用途は広い。

終盤に強いカード。

 

《噴出/Gush》

このデッキの爆発力とアドバンテージ。このカードがあるおかげで、守りにカードを使っても介入カードにカウンターを合わせても最後の捨て札の枚数が足ります。

2枚ドローかつ土地2枚で4枚を手札に入れることができます。『不屈の部族コンボ』は手札の枚数が与えられるダメージ量の最大なので、7枚+4枚で11枚までは手札を用意ができ45点まではダメージを与えることが出来ます。

噴出が2枚あればさらに3枚追加で57点。つまりこの点数以上まで回復されると勝ち筋がほぼなくなります。

 

《海賊の魔除け/Piracy Charm》

面白いカードで、青ながらパワーを上げることができるので1点火力からコンボ時の不屈の部族を守ることができます。除去や青いデッキ相手でアンブロッカブル付与と便利なサイドボード。

 

各マッチのサイドボード

氷雪フェアリー

in

3 《はらわた撃ち/Gut Shot》

1《水流破/Hydroblast》

1 《海賊の魔除け/Piracy Charm》

1《万の眠り/Gigadrowse》

 

out

2 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

1 《目くらまし/Daze》

1 《シャドーの裂け目/Shadow Rift》

2《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

非常に難しいマッチアップ。特別不利ではないけれども、プレイングでかなり勝利の変わるマッチ。

メインは長期戦を狙わず、素早くコンボを決めたい。

サイド後も《不屈の部族/Tireless Tribe》をカウンターされるという悪手を避けることを意識して、相手の盤面が揃う前に勝ちたい。

ロングゲームになると深き刻の忍者の動き始める時間になるので不利。同じく雪崩しのダメージが土地が5枚を超えると5点になりカウンターしなければ2枚のリソースを奪うので厳しくなる。

マナベースがタイトなデッキで介入するカードを連打できるようになるまで時間がかかるところを狙う。

 

ボロス

in

1《断片化/Fragmentize》

1 《解呪/Disenchant》

2《はらわた撃ち/Gut Shot》

1《残響する真実/Echoing Truth》

1 《万の眠り/Gigadrowse》

 

out

2 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

3 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

1 《目くらまし/Daze》

少し有利ぐらいでしょうか。相手も火力や軽減呪文を持っていますが、序盤は動きが遅くそこが狙えれば簡単に勝てますし、ロングゲームになっても《万の眠り/Gigadrowse》等でこちらのライフがなくなる前に勝てることが多いです。

メインだときつい未達への旅ですが、サイド後は割れるようにサイドを割いているので追放覚悟でどんどん不屈の部族を序盤から出してプレッシャーをかけるのが理想。

《軍旗の旗手/Standard Bearer》が出てくると勝てなくなるので意識してプレイしましょう。

 

トロン

in

1 《断片化/Fragmentize》

1 《海賊の魔除け/Piracy Charm》

1 《残響する真実/Echoing Truth》

1 《軍旗の旗手/Standard Bearer》

 

out

2 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

1 《目くらまし/Daze》

1 《万の眠り/Gigadrowse》

相手がどんなサイドボードを用意しているかで入れるカードが変わるが基本有利。

介入がほぼないので簡単なマッチになります。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》を連打しても痛くないので安全確認をしつつコンボを決められます。

相手の《はらわた撃ち/Gut Shot》を気を付けて自爆しないように早めにコンボを決めよう。

 

エルフ

in

2 《軍旗の旗手/Standard Bearer》

1 《断片化/Fragmentize》

1 《解呪/Disenchant》

3 《はらわた撃ち/Gut Shot》

1 《海賊の魔除け/Piracy Charm》

2 《未達への旅/Journey to Nowhere》

 

out

3 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

1 《目くらましの呪文/Dizzy Spell》

1 《目くらまし/Daze》

2 《払拭/Dispel》

1 《万の眠り/Gigadrowse》

1《堂々巡り/Circular Logic》

1《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

相手のキルターンは早くないので除去で相手のキーカードを落としてシナジーを抑えます。

除去で幸運を祈るものを優先して落とします。他のカードのライフゲイン量は異常で一枚で毎ターン15点くらい回復してきます。先述通り、45点以上に持っていかれると勝ちがなくなるので他の攻撃的なカードよりも厄介です。

ヴィリジアンの長弓は着地して対処できないとほぼ負けなのでアーティファクト破壊は重要です。メインはこのカードを出されたら次のターンに決めないと負けます。

 

ストンピィ

in

2 《軍旗の旗手/Standard Bearer》

1 《残響する真実/Echoing Truth》

2 《未達への旅/Journey to Nowhere》

 

out

1 《目くらましの呪文/Dizzy Spell》

3 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

1 《万の眠り/Gigadrowse》

有利なマッチアップですが、相手の動きが早いと間に合わないことも多々。先行が取れるとかなり大きいです。

相手の介入カードが少ないのですが、フォグがあるので無理に仕掛けずに負ける直前のターンまでカウンターを集めましょう。

 

バーン

in

2 《水流破/Hydroblast》

2 《軍旗の旗手/Standard Bearer》

2 《未達への旅/Journey to Nowhere》

 

out

3 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

1 《目くらましの呪文/Dizzy Spell》

1 《万の眠り/Gigadrowse》

1 《渦まく知識/Brainstorm》

比較的有利なマッチ。相手の火力を適当にカウンターして相手の手札が尽きたところでコンボを決める。

負けるパターンは火付け射手等が処理できずにダメージが蓄積していくとき。クリーチャーに対処することが大事です。

 

青黒コントロール

in

2 《軍旗の旗手/Standard Bearer》

1 《万の眠り/Gigadrowse》

1 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing》

 

out

1 《目くらまし/Daze》

1《シャドーの裂け目/Shadow Rift》

1《裏返し/Inside Out》

1《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

ロングゲームを積極的に狙います。序盤から不用意に展開して相手にテンポよく除去を使わせないようにするのがポイント。

《万の眠り/Gigadrowse》を使って勝つことが多いので島をしっかりと並べていくドローを狙っていきます。

 

ウィーゼロ

in

2 《水流破/Hydroblast》

1 《残響する真実/Echoing Truth》

2 《未達への旅/Journey to Nowhere》

1 《海賊の魔除け/Piracy Charm》

 

out

1 《目くらましの呪文/Dizzy Spell》

3 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

1《シャドーの裂け目/Shadow Rift》

1《渦まく知識/Brainstorm》

基本的にこちらは序盤は守る側です。メインボードだと最速を目指せば勝てることも多いですが、サイド後は介入カードが増えるので厳しいです。

相手のクリーチャーに対処できるカードをキープできる初手が理想。すこし相手のスピードを落としてから、一気にコンボを決めて勝ちましょう。

 

親和

in

1 《断片化/Fragmentize》

2 《水流破/Hydroblast》

1 《解呪/Disenchant》

1 《残響する真実/Echoing Truth》

2 《未達への旅/Journey to Nowhere》

 

out

1 《渦まく知識/Brainstorm》

3 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

1 《目くらましの呪文/Dizzy Spell》

1 《万の眠り/Gigadrowse》

1 《目くらまし/Daze》

楽なマッチアップです。サイド後は相手のブン回りだけ注意です。

クラーク族のシャーマンだけ厄介なので、対処する意識をもってドローを進めましょう。

 

駆け引きとリスク管理が楽しい!

まだまだ書きたいことが山ほどある奥深いデッキです。

色んなプレイの要素があるので楽しい。

特にリスクをどれだけとるのかというバランスがかなり難しい。リスクをとりすぎて大ぶりなプレイになると一気に負けるし、リスクをとらなかったがゆえに勝てていた試合でも負けてしまったり、ここらへんの部分は別の記事になりそうですね。

 

こんなプレイングがあるというのがあれば教えていただけると勉強になります。

もっと『不屈の部族コンボ』を楽しもう!

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