こんにちは。
ずっと回したいと思っていたpauperのサクリファイス系のデッキで新しいタイプをつくってみたのでご紹介します。
pauperだと黒と緑のタイプがたまに入賞していたりしますが、回してみてイマイチでした。
しかし、赤と組み合わせてみるとかなり強力になりました。
黒赤サクリファイス
creatures:26
4 《屍肉喰らい/Carrion Feeder》
4 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
4 《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》
4 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
4 《スゥルタイの使者/Sultai Emissary》
2 《泥デコの松明走り/Mudbutton Torchrunner》
4 《ファルケンラスの貴族/Falkenrath Noble》
spells:13
3 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《超常的耐久力/Supernatural Stamina》
4 《死せざる邪悪/Undying Evil》
2 《ティムールの激闘/Temur Battle Rage》
lands:21
2 《灰のやせ地/Ash Barrens》
2 《やせた原野/Barren Moor》
4 《血溜まりの洞窟/Bloodfell Caves》
1 《進化する未開地/Evolving Wilds》
1 《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
2 《山/Mountain》
3 《ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium》
6 《沼/Swamp》
sideboard:15
4 《灰色肌のずべら/Ashen-Skin Zubera》
2 《電謀/Electrickery》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2 《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff》
3 《押し寄せる砂/Choking Sands》
どんなデッキ?
《屍肉喰らい/Carrion Feeder》のようなクリーチャーを生贄(サクリファイス)して強くなっていくカードを軸にどんどん相手を追い詰めていくデッキです。
《屍肉喰らい/Carrion Feeder》を強化してビートするだけでなく、生贄シナジーのあるカードも組み合わせてアドを稼いだり、相手のライフを削ったりします。
この赤黒のサクリファイスデッキは序盤から相手のライフをゴリゴリ削っていきますよ。
生贄に捧げるのはこいつらだ!
《スゥルタイの使者/Sultai Emissary》は優秀な生贄クリーチャー。死んだら予示で2/2を作り出します。2回分の生贄としてカウントできるだけでなく、予示クリーチャーが攻守に渡って活躍します。
予示したカードがクリーチャーカードだとアドがさらにとれることも。
《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》は優秀な戦闘要員。出た時と死んだときで2点のライフを削ります。消失で死ぬときに生贄にしてあげれば捨てるところなしの美味しいクリーチャー。
《泥デコの松明走り/Mudbutton Torchrunner》は一見地味ですがこのデッキで使うとかなり便利なクリーチャー。任意のタイミングで稲妻を飛ばせるだけでなく、生贄にもなるのでいい仕事をします。
相手のクリーチャーの除去になるので防御力を上げることも出来ます。もちろんフィニッシュでも3点は大きい!
《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》はこのデッキで使うとぶっ壊れ。
出たときに1体、死んだときに1体、コイツ自身で1体で、2マナで3回分の生贄になります。
サクリファイスデッキを赤で組む理由です。
後述の再利用カードでこのカードを使いまわせば、ゴブリントークンがめちゃくちゃ並ぶので横並び戦略を可能にすることのできる1枚。相手のチャンプブロックで死ぬトークンは生贄にすればオッケー!
生贄用クリーチャーを再利用

このデッキでも活躍した2枚を採用して、生贄クリーチャーを水増し!
1マナでどんなクリーチャーでも状況に合わせて選ぶことができます。
インスタントなのでコンバット中に使えば相手のライフ計算を狂わしたり、ブロッカーを用意したり、トリッキーなカードです。
《ティムールの激闘/Temur Battle Rage》でワンショットも
《ティムールの激闘/Temur Battle Rage》は《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》と組み合わせれば相手のライフを一瞬で飛ばします。
序盤に少しライフを削っていれば、フィニッシュはすぐそこです。じわりじわりと攻めていくだけでなく、油断したら一気に勝負を決めることができるので攻めが多角的。
勝つまでの戦略が柔軟なのは強いですね。
元アンコモン《ファルケンラスの貴族/Falkenrath Noble》
《ファルケンラスの貴族/Falkenrath Noble》はMM3でコモン落ちしておりましたが、4マナという重さからなかなか居場所がなかったです。
このデッキだと序盤から相手のライフを削るので、終盤のフィニッシュにピッタリ。
場にこのカードが着地するだけで、勝負が決まってしまうことも。
このデッキだと《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》がかなり生贄の頭数を揃えてくれるので、適当に守ってドレインでライフを保っていれば自然と勝っていることも。
2体並べばオーバーキル。さすがアンコモン。
頭を使って柔軟なプレイで勝利するデッキ!
シナジーの塊のデッキです。
単純にビートダウンをしても強いですし、トークン戦略、ワンショットキル、徹底的守備とドレインで追い込んでいく、火力クリーチャーを使いまわしてのバーン、といろんな戦略を複合的にとったり、一直線に目指したり相手と自分の状況と相談してゲームを進めていきます。
生贄クリーチャーとインスタントの復活呪文とドレインとが相まって、コンバットもかなり複雑になります。
アタックも相手の裏をかくことが楽しくて、一瞬でブロッククリーチャーをたくさんそろえる防御力も圧巻。
ミスってなければ勝てたみたいな盤面が多発する面白いデッキです。
pauperでアリストクラッツのようなデッキが使いたいなら絶対おすすめできます!
めちゃくちゃ楽しいので一度回してみてください。
コメント
サクリ台としてはナントゥーコの鞘虫もありますが、マナコストの軽さの方が本体のタフネスの低さよりメリットが大きいんですかね?
マナがタイトなデッキなので屍肉喰らい、血の座の吸血鬼の方が強いです。
生贄台自身が生贄になることもあるので軽いと使いやすいです。
強化が用意なのでタフネスが低いのは気になりませんでした。
拝読して興味が出たのでこのデッキ組んでみました
強いし動きも多彩なので毎回楽しいです
よい記事を書いていただいて感謝です
勝てない。。。